卒業して22年

卒業して22年

後藤武志(南45期)

 卒業して22年、道内で社会人生活を送って18年となります。六華同窓としての活動は決して活発でなかった私ですが、昨年いろいろとご縁があって、交流会や飲み会に顔を出させていただくようになりました。あらためて、六華同窓にはなんて多くの素晴らしい方々がいるのだろう!と実感しているところです。本当に、他に多くの素晴らしい方がいる中でこのような寄稿の依頼を頂き恐縮ですが、せっかくの機会ですので私の現在の活動を紹介させていただこうと思います。

トークイベント「北海道の楽しい100人vol.2」

 その活動とは、「北海道の楽しい100人vol.2」というトークイベントの主催・運営です。ご存知ない方が大半かと思いますので、まずは、このイベントがどのようなものかをご紹介します。

  • 2カ月に1回、偶数月に開催している、ロングランの連続トークイベントです
  • 様々なジャンルで活躍する「北海道の楽しい人」が毎回4人ずつ登壇します
  • 1人15分の持ち時間で、自身の活動や思いなどを凝縮しプレゼントーク(講演)を行います
  • 最終的に100人登壇するまで続けるから、「北海道の楽しい100人」というタイトルです
  • 2012年から2016年に開催され、100人の登壇を達成して完結した「北海道の楽しい100人」の後継イベントです

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 スポーツ、ビジネス、メディア、カルチャー、食・農・・・、北海道には様々なジャンルで、様々な「楽しい人」が活躍していますよね。決して有名な方ばかりではなく、一般的には無名の方でも、ユニークな活動をしている人は数多くいらっしゃいます。そんな「楽しい人」を表に引っ張り出して、その人なりのお話をしていただき、来場者みんなでその人を知り、その活動を知り、お話をシェアして、今まで知らなかった北海道の「楽しい!」を再発見していこう、そして明日からの北海道をより「楽しく」していこう、というイベントです。

 とはいえ、公的な何かの支援を受けるなどは特に無く、私を含めて5人の社会人有志が運営メンバーとなり、会場の手配、設営、登壇者調整、広報などを分担し、手作り感満載で開催しています。
 昨年8月にスタートしてもう1年になりますが、ありがたい事に、毎回100名以上の方が観客として来場し、トークに耳を傾けてくれています。また、終了後には懇親会を開催しているのですが、毎回そこで新たな交流が生まれています。
 
六華同窓会 和田副会長の登壇!

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 8月に開催した第7回イベントには、図々しくも、六華同窓会副会長である和田由美先輩に登壇をお願いしました。先輩には、快くお引受け頂き、大変ありがたかったです。

 和田先輩は多くの「引き出し」を持っていらっしゃるので、こちらからテーマ等を指定しないほうが良いだろうと考え、「何をお話いただいても結構です」とお伝えしていました。ところが、私のこのあまりにも「ゆるーい」オファーのために、あまり会の趣旨が伝わっておらず、・・・当日の本番10分前に、「私は何を話したらいいの?」と聞かれてしまう事となって、かなーり焦りました。

 そんなこんなで迎えた本番ですが・・・和田先輩のトークは大いに盛り上がりました。
軽妙な語り口で、まるで「喫茶店グラフィティー」が本から飛び出てきたような、深くて濃いお話。15分の持ち時間をフルに使い(実際は5分ほどオーバーしていたらしいのですが)、大いに語っていただきました。私は、会場全体がコーヒーの香りに包まれるような、または、昭和にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。和田先輩くらいになると、準備無しでもこれほど人を惹きつけるお話が出来るのだ、と感嘆するしかなかったです。

 当日は、和田先輩以外に3組が登壇しましたが、それぞれが全く異なるジャンルの「楽しい人」でした。キモノを楽しむ活動をしている方、特別支援教育にタブレット端末を導入する取組みをしている教員、鮭箱をリメイクして楽器を作る取組みをしているアーティスト・・・。全く違う活動をしている方の全く違う話を一度に楽しめる。このこのイベントの面白いところです。
 そして、全く違う話をしているのですが、登壇する皆さんの根底には同じ「北海道愛」があり、どこかでつながる部分があったりするのです。そういうところに新しい発見があり、楽しさが広がります。毎回、2時間がエキサイティングに過ぎていきます。
 他の登壇者さんとのギャップを身をもって感じた和田先輩からは、「私だけ、弥生時代に紛れ込んだ縄文人みたい」「こんなイベントだとは聞いていなかった」と怒られましたが(笑)、「幅広いジャンルの楽しい人の話を聞く」という趣旨で会を主催している私の狙い通りで、「しめしめ」と言った感じでした。来場されたお客様からのアンケートでも、良い反応が本当に多く寄せられました。

最後に

 さあ、いかがでしょうか。なかなか面白い活動だな、と思っていただけましたでしょうか。もう一つ、この話のポイントは、私がこの活動を社外活動として行っている点ではないかと思います。私の本職は銀行員なので、そもそも「北海道を元気にしたい!」という思いで社会人生活をしていますが、どうしても社内で一個人ができることには、その時々で様々な制約・限界があります。そんな中で、勤め先と自宅を往復し、たまに飲みに行き…というだけの生活になれば、あまり充実感が得られないときもあるかもしれません。

 しかし、このような活動をしていることによって、「楽しい人」と出会う事ができ、「楽しい人」と出会いたいと言って多くの人に来ていただく事ができています。決して異業種交流会として開催しているわけではないのですが、日常生活では出会えない人と話を共有して、そのあとの懇親会で飲む!というのは、とても有意義なひとときです。職種や立場を超えて新たな交流が生まれています。今風に言えば、来場される方にとって「サードプレイス」になっているかな、と思います。もちろん、自分にとっても。

 イベントに来場できない方は、録画ではありますがYoutubeでご覧頂くことも出来ます。また、開催の約1ヵ月後には、日本経済新聞の道内版に全面広告を掲載していますので、お手にとってご覧いただければ幸いです。

 次回の開催は平成29年10月7日(土)、その次は、同12月6日(水)となります。これからも、2ヶ月に1度、偶数月に開催します。毎回のゲストが4人なので、100人が登壇するにはあと3年かかる計算です。(長い!)開催にあたっては「六華応援ひろば」などで告知させていただきます。ご都合が合うときには是非ご来場ください!

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和田先輩の著書を片手に前説をする筆者。自分も楽しみながらやっています。という訳でこの日は浴衣でした。